2017年01月22日
効果が同じ薬を割安に購入できる
薬は医薬品会社がかなりの研究費、開発費をかけて作り出します。その時には特許を得ますから、非常に優れた医薬品でも他の会社は同じものをそのまま使えません。ですから、開発した会社のみで製造されます。ただ、特許は永久に有効ではなく、一定期間が過ぎると特許切れになります。特許が切れれば、その技術を他社も自由に使えるようになります。
薬の種類として、ジェネリック医薬品があります。これは、特許切れになった薬を、開発会社以外の会社が作った薬です。元々開発したメーカーの場合、開発費などが価格に上乗せされるのでどうしても高くなります。一方、特許切れの薬の場合、開発費用は必要ありません。その技術を無料で利用できるので、材料費や製造コストだけで作ることが可能になります。
活用法としては、効果が同じ薬を割安で購入することでしょう。医師から処方されたときに、通常の薬ではなく、ジェネリック医薬品で処方してもらえば、薬代を安くすることが可能です。注意としては、全く同じではないことです。効果が同じになるようには作られていますが、材料なども異なる場合があります。医師や薬剤師に相談しながら利用すると、その人に合ったものを選んでくれます。